GNU Emacsへの世代別ごみ集めの実装

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タイトル別名
  • Implementation of Generational Garbage Collector in GNU Emacs

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説明

GNU Emacsはテキストエディタとして世界中で、多くの人々に使われている。そのGNU EmacsはEmacs LispというLisp言語で書かれているが、Emacs Lispのごみ集めはマークスイープ法であり、ごみ集めの処理によって起こる通常処理の中断時間によりシステムの応答性の低下が起きている。ごみ集めによって起こる処理の中断時間を短縮し、システムの応答性を向上させるために世代別ごみ集めをEmacsに実装した。本実装の特徴は世代間参照の検出方法に仮想メモリのダーティビット情報を利用することによって、通常処理の速度低下を招かず、既存のシステムに大きな変更を加えること無くごみ集めによる処理の中断時間を短縮することができたことである。本稿では、今回行なった世代別ごみ集めの実装法と、性能計測について報告する。

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被引用文献 (2)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652193767168
  • NII論文ID
    110002929339
  • NII書誌ID
    AN10485570
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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