学生用ノートパソコン運用形態の変更について(センタージャーナル第17号)

  • 本田 康子
    近畿大学工業高等専門学校総合システム工学科

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本校では平成13年度より情報センター主導で学生全員にノートパソコンの無償貸与を行っており、このシステムを5年間にわたって運用してきた。このシステムは学生募集の際の宣伝や勉学や情報収集等への利用など、様々な効用をもたらした。一方で時間の経過とともに、故障頻度の増加、修理費用の有料化・高額化、新旧機器の混在による学生間の不公平感、システムの老朽化等、様々な問題に直面してきた。5年間のリース期間満了を迎えた平成18年度よりシステムを全員無償貸与から、希望者への貸与・自費購入機種の持込・推奨機器の代理購入の併用という形態に変更した。本稿では、この過程を整理することにより、貸与システムの功罪や運用上の問題点について考察してみたい。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1571135652228642304
  • NII Article ID
    110006426771
  • NII Book ID
    AA11499229
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • CiNii Articles

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