楽音の波形構造と音色知覚について : 細切れ音の場合

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タイトル別名
  • on the Structure of Sound Wave and its Tone Sensation : in the Case of Chopped Sound

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説明

著者は、口琴の発音機構の解析の際、細切れ音という概念を導入した。細切れ音とは、ある一定の周期で何らかの刺激によって励起し、ある一定の時間長だけ続く音から構成されている音である。さらに、弦楽器の音も細切れ音になっており、三味線においてはその特徴が顕著に出ている。細切れ音は、励起される周期とそれによって発生する音の周期の2つの周期を持つという構造をしている。われわれが細切れ音を聞いた時、この2つの周期の関係によって聞き取る音色が非常に異なって来る。本稿ではその関係について述べる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652339233408
  • NII論文ID
    110003296088
  • NII書誌ID
    AN10013221
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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