ストリーム暗号の真性乱数性からみたスクランブル回路の一視点

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タイトル別名
  • A Study on the Scramble Circuits of Generating the independent and identically Distributed random Binary Digits for Stream Cipher

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説明

円周率πは興味深い超越数である。小数点以下の数列は強い一様乱数性を有している。πをシード(種)として、工学実験に用いる自己同期型ストリーム暗号方式と通信プロトコルを設計している。ここでは、ストリーム暗号ビット列を撹乱化する簡易なスクランブル回路(3種類)と出力ビット列の真性乱数性の評価について述べている。通常、評価要因は2進ビット列の符号"1"と"0"の等頻度性、無相関性、無周期性等が挙げられるが、さらに、暗号ビット列における"0", "1"の連鎖個数と生起桁間隔分布の幾何級数性をx^2帰無仮説検定で評価する。簡易なスクランブル回路でも、真性乱数性の高い自己同期型ストリーム暗号ビット列が得られることを述べている。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652354040320
  • NII論文ID
    110003197506
  • NII書誌ID
    AN10013083
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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