圧電体の電気機械結合係数測定法に試料形状が与える影響

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タイトル別名
  • Effects of sample shape on measurements of electromechanical coupling factor

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説明

圧電体の基本的特性の一つである電気機械結合係数kは、通常アドミッタンス周波数特性から求められる。しかし、アドミッタンス周波数特性は試料形状が測定に大きな影響を与えることが知られている。本研究では、試料の電極面が傾いたときの影響について、有限要素法を用いて解析し、さらに実験によってそれらを確かめた。解析の結果、横効果である矩形板の伸び振動(31)モードおよび円板広がり振動(p)モードでは傾きの影響がなく、縦効果である棒の伸び振動(33)モードおよび厚み振動(t)モードではスプリアスが混在することがわかった。また、実験によっても同様の傾向が確かめられた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652384189312
  • NII論文ID
    110003188227
  • NII書誌ID
    AN1001290X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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