2次元ディジタルフィルタを用いた音像移動と集束ビーム形成

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タイトル別名
  • Sound Image Moving and Concentrated Beam Forming using 2-D Digital Filter

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説明

本文では、スピーカアレーと2次元ディジタルフィルタとで実現される指向性アレースピーカにおいて、波面形状を変えるために必要な遅延特性を2次元FIRフィルタに群遅延特性として持たせることにより、任意方向に音像移動を行う方法を与え、このような指向性のある音響波の音像移動が観測位置から見てどのような範囲で起きているかについても考察している。フィルタの設計では所望の群遅延のほかに、スピーカアレーの大きさと仮想音源点までの距離で決まるビーム幅でビーム形成を確実にするために、ファン形状の通過域振幅も指定して2次元フーリエ級数近似の方法で行っている。さらに、この音像移動により作られるビームが集束形のビームを形成していることから、指向性アレースピーカの観点からの検討も行っている。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652406864640
  • NII論文ID
    110003284427
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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