カニッツァ図形における主観的四角形と背景の明るさについて
書誌事項
- タイトル別名
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- Brightness of Subjective Squares and Backgrounds in Kanizsa's Figures
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説明
カニッツァ図形に代表される主観的図形は主観的な図形知覚と主観的な明るさ知覚という2つの錯視現象を内包している特異な図形である。本報告においては特に主観的図形の明るさについて調べる。すなわちなぜ主観的四角形が明るく見えるのかについて、"エッジタイプ"と"ラインエンドタイプ"という誘導因子の違いについて実験を行い検討する。また従来の視覚情報処理モデルのシミュレーション結果と本実験の結果を比較する。その結果、主観的四角形と背景の明るさの関係、ならびに"エッジタイプ"と"ラインエンドタイプ"の誘導因子の関する新たな知見を得た。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 98 (94), 15-21, 1998-05-29
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652407189760
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- NII論文ID
- 110003287422
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles