最急降下法を用いたマルチキャリア信号の最小ピーク対平均電力比(PAPR)の計算推定

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タイトル別名
  • Numerical Investigation of the Minimum Peak-to-Average Power Ratio (PAPR) for Multi-carrier Signals Using the Steepest Descent Method

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説明

マルチキャリア信号の包絡線電力尖頭値(PEP)は,一般にキャリア数とともに増大する.PEPを低減できれば,無線回路の所要ダイナミックレンジを低減でき,回路を省電力化,小形化できる.しかし,キャリア数が与えられたとき,PEPが最小となる条件を解析的に求めることはきわめて困離である.このため,CWマルチキャリア信号に関して初期位相を設定することによりPEPを低減する手法が各種提案されている.著者らも瞬時包絡線電カに着目してPEPを低減する手法を提案した.本稿は,ピーク対平均電力比(全平均電力に対するPEPの比,以下PAPRと記す)に関して、最急降下法を用いて従来手法よりさらに低いPAPRを与える初期位相の組み合せを探索している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652413357056
  • NII論文ID
    110003339700
  • NII書誌ID
    AN10398476
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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