最急降下法を用いたマルチキャリア信号の最小ピーク対平均電力比(PAPR)の計算推定
書誌事項
- タイトル別名
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- Numerical Investigation of the Minimum Peak-to-Average Power Ratio (PAPR) for Multi-carrier Signals Using the Steepest Descent Method
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説明
マルチキャリア信号の包絡線電力尖頭値(PEP)は,一般にキャリア数とともに増大する.PEPを低減できれば,無線回路の所要ダイナミックレンジを低減でき,回路を省電力化,小形化できる.しかし,キャリア数が与えられたとき,PEPが最小となる条件を解析的に求めることはきわめて困離である.このため,CWマルチキャリア信号に関して初期位相を設定することによりPEPを低減する手法が各種提案されている.著者らも瞬時包絡線電カに着目してPEPを低減する手法を提案した.本稿は,ピーク対平均電力比(全平均電力に対するPEPの比,以下PAPRと記す)に関して、最急降下法を用いて従来手法よりさらに低いPAPRを与える初期位相の組み合せを探索している.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会秋季大会講演論文集
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電子情報通信学会秋季大会講演論文集 1994 (1), 297-, 1994-09-26
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652413357056
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- NII論文ID
- 110003339700
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- NII書誌ID
- AN10398476
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles