シーク時間短縮のためのディスク媒体上のハイパーメディアファイル配置決定方法
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- 金子 敏充
- (株)東芝研究開発センター
書誌事項
- タイトル別名
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- File Allocation Method for Decreasing Seek Time
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説明
ディスク上のファイルの読み出しを行う際にはシーク時間より遅延が生じ,ユーザが待たされるというケースがある.特に複数のファイルを一画面上に表示しようとするときなどはシーク時間が累積され,不快な遅延が生じる.また同期をとる必要のある場合には,これは致命的である.平均シーク時間を短縮するためには,ディスクドライブ自体の性能向上の他に,単にディスク上のファイルの配置を工夫するだけでもあるていど実現できる.従来の研究により,ファイルへのアクセス確率を基に平均シーク時間の短いディスク媒体上のファイル配置が求められているが,残念ながらファイル間の関連(たとえばリンク構造を持つハイパーテキストファイルを配置する場合)が考慮されていない.本稿では,ファイル間に関連の定義されたファイル群に対して平均シーク時間の短いファイル配置を少ない計算量で与える手法を提案する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会総合大会講演論文集
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電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995 (2), 108-, 1995-03-27
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652427461888
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- NII論文ID
- 110003242099
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- NII書誌ID
- AN10471452
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles