見通し内マイクロ波帯市街地伝搬のフェージングマージン
書誌事項
- タイトル別名
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- Fading Margins of Microwave Line-of-Sight Propagation in Urban Area
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説明
マイクロ波帝を移動通信に適用する場合, 無線回線設計を行うためには, 伝搬損失の距離特性とフェージングマージンを求める必要がある. ここでは, 3.35GHz, 8.45GHz, 15.75GHzについて, 受信アンテナ高0,5mと1.6mの場合に, 区間長(1km以内)を可変として, 短区間中央値の回帰曲線とフェージングマージンを実験的に調査した. その結果, 短区間中央値について距離のα乗で減衰を示す回帰曲線を用いた場合, αは区間長に関係なく一定の値を示した. さらに,他のべき関数的減衰を示す回帰曲線も調査し, いずれも回帰曲線との差が対数正規分布に従った, また, 受信アンテナ高が低い方が, 短区間中央値と回帰曲線の差の標準偏差は0.5dB程度高い値を示し, 短区間標準偏差の標準偏差も高い値を示した.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
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電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 98 (600), 25-32, 1999-02-17
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652444288640
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- NII論文ID
- 110003305252
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- NII書誌ID
- AN10060822
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles