データ補正の教師無し学習 : 砂時計型ネットは何を学習しているのか

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タイトル別名
  • Unsupervised Learning of Data Correction : What Do Sandglass Networks Learn?

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説明

ノイズののった観測値から,真値の満たす関係を推測し,観測値を補正する問題を扱う.この間題は,入力と模範出力の両方にノイズののった例題に基く学習(変数誤差モデル)ともみなせる.本研究では,砂時計型ネットに恒等写像を学習させることと,この問題に対する最尤推定とが等価なことを指摘する.また,砂時計型ネットは,多価関数を扱うことができるものの,平面(超平面)と同相な曲面(多様体)しか表現できないという限界がある.そのため,例えば球面のような閉曲面を学習させようとすると無理が生じる.砂時計型ネットを多重化し,Mixture of Expertsの形にすれば,広いクラスの多価関数を表現できるようになる.

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参考文献 (14)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652469985536
  • NII論文ID
    110003232663
  • NII書誌ID
    AN10091178
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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