比較記述テキスト中の比較表現のアノテーションと分析
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説明
従来の参照表現生成では,ある対象を,他の対象と区別し,曖昧性なく簡潔に指示する表現を生成することを目的に研究が進められてきた.これに対し,本研究では,複数の対象を横並びで比較し,言及する対象ごとに適切な比較対象を選び,すべての対象についてその特徴を記述するテキストの生成を目指している.このようなテキストを本研究では比較記述テキストと呼ぶ.比較記述テキストでは,対象を比較して述べる際に様々な比較の方略が採用されるが,本研究ではこの比較の種類を分類し,その分類カテゴリの情報を既に収集済みの比較記述テキスト集合へアノテーションした結果について報告する.さらに,アノテーションした内容を分析し,比較対象との関係を考慮して比較記述テキストを自動生成する際にどのような点に留意する必要があるかを調査した結果についても報告する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. 自然言語処理研究会報告
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情報処理学会研究報告. 自然言語処理研究会報告 2015 (14), 1-9, 2015-01-12
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652838140672
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- NII論文ID
- 110009865321
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- NII書誌ID
- AN10115061
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles