Manufacturing, human resource development, urban development

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  • ものづくり、人づくり、まちづくり(特別講演)

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株式会社光合金製作所は小樽運河のすぐそばで、古い家屋を大切に、小樽の街を大切に仕事を続けてきています。世の中がどう変わろうと、経営者の心意気で小樽は今でも生きています。どのようにして生きてきたかをお話しします。わが社は独立系の企業です。財産は社員です。したがって、経営者は従業員教育を重視し人づくりをしています。経営者は従業員を創造的にするのと並行して、外部の資源を活用した新製品の創造の可能性を探ります。人は自らの限界を克服するために協力し合います。産学官の連携をはじめとしたネットワークを練り上げることです。そして、会社の内外の関係の中で作られた知財をグローバル環境の中で守ることも経営者にとって重要な事項となります。人と、人の(社会の)ネットワークの上に企業は成り立っていますが、肝心の人がいる街が疲弊しては話になりません。人にとって仕事と生活環境は二つとも必要なことだからです。この肝心の人材の流出は町に魅力がなくなったからです。街に魅力がなくなったのは、経営者や大人の責任です。経営者にとって、人が生きるベースの街を魅力的にすることは極めて重要な課題と思います。まちづくりは町の後継者を育成することにつながります。私どもは、このような思いから人を育て続けてきました。これからも変わらず、人づくり、まちづくりを通して、ものづくりをしてまいります。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1571135652856361472
  • NII Article ID
    110009561679
  • NII Book ID
    AA12545456
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • CiNii Articles

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