頭蓋骨形状に基づく顔の痩せ太りシミュレーション
書誌事項
- タイトル別名
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- Facial Fattening Simulation Based on Skull Bone
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説明
美容やヘルスケア,エンターテイメントの分野において,正確な顔の痩せ太りシミュレーションに対する需要が高まっている.従来手法では,全入力人物の顔画像に対して,データベースから定義された同様の変形ルールを適用していたため,変形の個人特徴が無視されていた.また,顔の表面情報のみを基にして痩せ太り変形ルールを定義していたため,頭蓋骨の形状を無視した不自然な変形が行われていた.そこで我々は,正面顔画像一枚から,顔内部の頭蓋骨形状を推定し,それを基にして入力人物ごとの個人性を考慮した痩せ太り変形を行う手法を提案する.また同時に,頭蓋骨の形状を越えた変形を防ぐ.本手法により,入力人物個人の個人性を残した上で,頭蓋骨形状を越えるような不自然な変形のない,顔のリアルな痩せ太りシミュレーションを実現した.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. グラフィクスとCAD研究会報告
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情報処理学会研究報告. グラフィクスとCAD研究会報告 2014 (20), 1-7, 2014-02-13
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652908202112
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- NII論文ID
- 110009665084
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- NII書誌ID
- AN10100541
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles