逆再生を利用した効果音の伸長手法
この論文をさがす
説明
本論文は、与えられた効果音の長さを任意に編集するためのシンプルな手法を提案する。基本的なアイデアは再生・逆再生を繰り返した効果音の連結である。効果音の伸長手法として繰り返し再生がよく用いられるが、全ての効果音に適用できる訳ではない。一方、単純な繰り返し再生が適用できない効果音は、適切なタイミングで再生・逆再生を繰り返すことで伸長が可能なことが分かった。そこで我々は、効果音毎に繰り返し再生の可否を自動判定し、適切なアルゴリズムを適用することで、様々な効果音の伸長を可能にする。繰り返し再生の可否判定は、自己相関に類似した分析手法を用いる。本手法により、自然音や人工音の効果音を自由に伸張できることを示す。
収録刊行物
-
- 第73回全国大会講演論文集
-
第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 259-260, 2011-03-02
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571135653067069952
-
- NII論文ID
- 170000088687
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00108524/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles