心持ち柱材の乾燥スケジュールの確立

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説明

カラマツ、ヒノキ、スギ柱材の乾燥時間の短縮をねらいとした95℃の高温乾燥についてその効果を検討した。その結果、カラマツ及びヒノキの12cm正角背割材は初期の生材含水率が低いこともあって、乾燥開始3日後で含水率15%を下回り、調湿も含めて4日間で乾燥を終了した。またスギ12cm正角背割材は、初期含水率が高かったにもかかわらず、乾燥開始5日後で含水率20%を下回りかなりの時間短縮ができた。一方このスギ背割材に対して無背割材は、乾燥開始12日目においても含水率は低下せず、この時点で含水率30%を下回る程度であった。

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