心持ち柱材の乾燥スケジュールの確立
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説明
カラマツ、ヒノキ、スギ柱材の乾燥時間の短縮をねらいとした95℃の高温乾燥についてその効果を検討した。その結果、カラマツ及びヒノキの12cm正角背割材は初期の生材含水率が低いこともあって、乾燥開始3日後で含水率15%を下回り、調湿も含めて4日間で乾燥を終了した。またスギ12cm正角背割材は、初期含水率が高かったにもかかわらず、乾燥開始5日後で含水率20%を下回りかなりの時間短縮ができた。一方このスギ背割材に対して無背割材は、乾燥開始12日目においても含水率は低下せず、この時点で含水率30%を下回る程度であった。
収録刊行物
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- 長野県林業総合センター研究報告
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長野県林業総合センター研究報告 (7), 97-106, 1993-03
長野県林業総合センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135653237288576
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- NII論文ID
- 220000149058
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- NII書誌ID
- AN10149802
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- ISSN
- 1342775X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles