成人鎖肛の総排泄腔部に発生した腺癌の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A CASE OF ADENOCARCINOMA OCCURRING FROM CLOACA OF IMPERFORATE ANUS IN ADULT PATIENT

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説明

先天性直腸肛門奇形の総称としての鎖肛は,一般には新生児期に発見され治療を受ける疾患である.著者らは,成人になるまで放置され経過した高位鎖肛(recto-cloacal fistula)の総排泄腔部に腺癌が発生し,腸閉塞症状を呈してはじめて発見され,手術がなされた極めてまれな1症例を経験したので報告する.

収録刊行物

  • 日消外会誌

    日消外会誌 20 2685-2688, 1987

    一般社団法人日本消化器外科学会

被引用文献 (2)*注記

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