分散メモリMIMD型並列計算機を用いた3次元物体の衝突面検出

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タイトル別名
  • A Parallel Colliding Face Detection of 3D Objects Using a Distributed-Memory MIMD Computer

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説明

3次元物体の衝突面検出アルゴリズムとして、衝突する可能性をもつ面を絞っていき、最後に正確に面ペアの衝突検査をする方法がこれまで提案されてきた。逐次処理の実験結果より、最後の処理がこのアルゴリズムで大きな比重を占めていることが分かった。そこで本研究では、分散メモリMIMD型並列計算機を用いて、面の衝突検査を並列化する実験を行った。その際、ホストプロセッサから各セルプロセッサに順次一定数の面ペアを送り、各セルで送られてきた面ペアの衝突を並列に検査する方法を用いた。送る面ペア数として、5・10・15・20・25・30の場合を実験した。この結果、10台のセルを用いて各セルに30個の面ペアを送ったとき、逐次処理の58.5%の実行時間で面ペアの衝突が検査できた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127140321024
  • NII論文ID
    110002812146
  • NII書誌ID
    AN1009593X
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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