変数の重なりのない単純な関数分解を用いた組合せ回路の改善方法

書誌事項

タイトル別名
  • A Method for Improving Combinational Circiuts using Simple Disjunctive Decompositions

この論文をさがす

説明

変数の重なりのない単純な関数分解f(X, Y)=h(g(X), Y)は, 関数分解の特別な形であり, 1出力関数に対する最適な組合せ回路の形を提供する.本稿では, 多入力1出力の組合せ回路Fにおいて, 回路F全体の論理関数fが上記の分解を持つ場合に, この分解を適用することで回路を改善する手法を提案する.分解後の関数gとhを実現する新たな組合せ回路GとHは, 元の回路Fのいくつかの入力に, ある定数値を代入することで求めることができる.実験結果より, 組合せ回路最適化プログラムの前処理として, 本手法が特に有効であることがわかった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127176298112
  • NII論文ID
    110002930437
  • NII書誌ID
    AN1011091X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ