電気自動車用DCパワーリレーの開発

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タイトル別名
  • DC Power Relay Developed for Electric Vehicles

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説明

世界的規模で開発が進められている電気自動車の, 主バッテリ回路に搭載されるリレー群は, 直流高電圧制御できることが要求される。今回開発したリレー群は, 直流高電圧制御を達成するため, 接点部を機密構造として水素ガスを封入するとともに, 発生したアークを磁器吹き消しする構成とした。接点間アークは水素により強力に冷やされ, 高アーク電圧を発生するため, 本開発品では定格でDC400Vの制御を達成した, 電磁石駆動回路(エコノマイザ)は, コイル電流の安定化を図るため電流検出型PWM方式を採用し, また投入モードと保持モードで電流レベルを切り替えることにより, 保持モードで大幅な低消費電力化を実現した。また, 小型・軽量, 安全, アークスペース不要, 高接触信頼性, 静音, 取付け方向性なし等種種々の特徴を備え, 電気自動車のみならず電設, 産機分野の直流市場に広く展開できるものとなっている。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127316302976
  • NII論文ID
    110003293148
  • NII書誌ID
    AN10383978
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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