通信分野における音声処理技術の現状と課題

  • 管村 昇
    NTTヒューマンインタフェース研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Telecommunications Applications of Speech Processing Technologies

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説明

きたるべき"マルチメディア時代"に向け,通信インフラの整備が進められつつある.このような状況下で,ここ数年,音声認識,音声合成などの音声情報処理技術の応用が活発に検討され,これらに対する世の中の期待も大きい.パーソナルコンピュータ用の音声認識,音声合成ソフトウェアなども開発され,これらの技術が身近かに利用できるようになってきている.この背景には音声認識,音声合成技術が実用に供せられるレベルにまで達してきたこと,CPU,DSPなどハードウェアの高速化などが考えられるが,音声による数々のサービスニーズが潜在していることが大きな理由の一つとしてあげられる.特に電話を用いたサービスは,利用者が新たな設備を付加することなく,種々のサービスが受けられるメリットがある.本稿では通信分野(電話網)における音声処理技術の応用を傾観すると共に,電話網における音声処理技術の技術的な課題について述べる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127316583040
  • NII論文ID
    110003297239
  • NII書誌ID
    AN10013221
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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