Ag-Pd系合金の表面に生ずる酸化皮膜の性質とその接触抵抗におよぼす影響 (Ag-Pd-Mg合金を中心として)

書誌事項

タイトル別名
  • Formation of Oxide Film Grown on Surface of Ag-Pd System Alloy and Effect on Contact Resistance Properties (On Ag-Pd-Mg alloy)

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説明

Ag-Pd合金に少量のMgを添加したAg-Pd-Mg合金の表面に高温で生ずる酸化皮膜の成長則、密度、および組成等を調べ、さらにこの皮膜の接触抵抗への影響を明らかにした。成分はMgOとPdOとから成り、密度は約2.0g, cm^3であって、MgOが主成分である。また、成長則は2乗則に従う。さらにこの皮膜の特記すべきことは、接触抵抗の増大に作用しないことである。これらの点から、この皮膜の耐粘着性、耐溶着性への可能性を論じた。

収録刊行物

  • 信学技報

    信学技報 93 21-26, 1994

    一般社団法人電子情報通信学会

被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127316894080
  • NII論文ID
    110003293422
  • NII書誌ID
    AN10383978
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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