高速・高遅延回線におけるマルチセッションFTPのスループット特性
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on throughput of multi-session FTP over high speed and long delay line
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説明
フレームリレー、ATMネットワークといった高速な広域網を利用して、国際間等のLAN間接続を行う場合、FTPなどのアプリケーションによっては期待したスループットが得られないことが多い。これは、高速かつ高遅延な伝送路に対して、TCPなどのコネクション型プロトコルのウインドサイズが不足することに起因する。筆者らは複数のTCPコネクションをまとめて使用することにより擬似的にウインドウサイズの拡張を実現するマルチセッションFTPを提案した。本稿では、LANの伝送速度に匹敵する高速回線でLAN間を接続した環境において、提案するマルチセッションFTPの遅延時間に対するスループット特性を実験評価したので報告する。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
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電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1995 (2), 179-, 1995-09-05
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127358040832
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- NII論文ID
- 110003343376
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- NII書誌ID
- AN10489017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles