T4バクテリオファージをモデルとした可動有限オートマトンの自己組織化
書誌事項
- タイトル別名
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- Self-Organization of Movable Finite Automata besed on T4 Bacteriophage
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説明
Goelらは,T4ファージを規範として,MFA(Moveable Finite Automata)の自己組織化の計算機シミュレーションを行った.しかし,彼らはT4ファージの機能のみに着目し,直方体のMFAを用いたので,完成したものは実際のT4ファージと大きく掛け離れたものとなった.生物では一般にその形態も重要な意味をもつ.我々は球または直線をもとにした12種類のMFAを用い,各々にBS(Bond Saite)とBSN(BondSaiteNumber)関数を設けることによって自己組織化を行ったところ,これまでに生物的に得られているT4ファージの自己組織化の過程を,ほぼ忠実に再現することができた.また,完成したものも実際のものとかなり類似したものとなった.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 94 (80), 1-8, 1994-05-27
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127383738880
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- NII論文ID
- 110003287348
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles