周波数選択性フェージングのある伝送路における帯域分割CDMAに関する一考察
書誌事項
- タイトル別名
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- On a Frequecy-Division CDMA System for Channels with Frequency Selective Fading
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説明
本稿では, フェージングの相関領域(周波数幅=遅延分散幅^<-1>, 時間幅=ドップラー分散幅^<-1>の領域)の面積が1より十分大きい場合を前提にし, 相関領域内で完全相関を仮定すれば, 対雑音・フェージングの対策としては, システム帯域上に重畳なく置かれた相関領域から互いに直交する正弦波バースト単位信号を1波ずつ採って組合せて得られるセットでダイバーシチを行えば, こうしたセットごとには周波数分割で運用することができ, 同時接続数を大きくしたければ, 各セットにおいて同時接続局数の極く少ない干渉除去方式のCDMAを行うことにより, スペクトル利用効率を1程度にもってゆくことが可能であることを示している.
収録刊行物
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- 信学技報
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信学技報 96 49-54, 1996
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127384212864
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- NII論文ID
- 110003288937
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- NII書誌ID
- AN10345990
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- ISSN
- 09135685
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles