静止衛星相対追跡装置の開発

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タイトル別名
  • Development of Relative Tracking Equipment for BS-3a/3b

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説明

今後の衛星通信の需要増加に伴い、静止軌道上の衛星を効率良く密に配置して衛星数の確保を図る必要がある。そのための高安定で高精度な衛星追跡システムが検討されている。人工衛星の測角手法としては電波干渉計の技法を用いた方式が提案されてきているが、個々の空中線系における固有位相変動を抑えることが難しいとされてきた。しかし、2衛星のダウンリンク信号を差動処理させることで、各空中線の固有誤差を相殺でき高精度な測角ができると考えられる。本装置では2機の静止衛星から同時受信した信号に対してリアルタイムに主/副空中線間の位相を計測するものである。尚、測角における位相雑音特性、及び、位相変動特性の高安定度化を図るため、本装置では受信信号の周波数変換以降の処理をディジタル化している。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127405883264
  • NII論文ID
    110003243110
  • NII書誌ID
    AN10471452
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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