ラベルスイッチルータにおけるOSPFリンクステートデータベースを用いたフローアグリゲーションの実現
書誌事項
- タイトル別名
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- Flow Aggregation using OSPF Link State DataBase in Label Switching Router
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説明
本論文では, 経路制御プロトコルであるOSPF(Open Shortest Path First)が保持するリンクステートデータベース(LSDB)を用いて, ラベルスイッチ技術を適用したルータ(LSR:Label Switching Router)が使用するラベル数を削減する手法を設計・実装した.この手法によって, N台の境界LSRを含むLSR網内で必要になるラベル数を常にN*(N-1)におさられる.さらに, 5台の境界LSRを使用したLAN環境において, OSPF情報を利用したラベル割り当て方式であるトポロジードリブン / 始点-終点境界LSRでLSPを設定した場合のラベル数を測定し, 本手法の有効性を評価した.その結果OSPFによるフローアグリゲーションにより, 常に必要ラベル数を20におさえられることが分かった.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ
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電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ 99 (622), 25-30, 2000-02-17
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127416409728
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- NII論文ID
- 110003273568
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- NII書誌ID
- AN1054106X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles