980nm InGaPクラッドレーザに於けるビームステアリング現象
書誌事項
- タイトル別名
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- Experimental study of beam steering phenomenon in 980nm InGaP cladding lasers
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説明
InGaPをクラッド層とする980nmレーザは、注入電流を増加させていくと、水平方向ビームが左右ヘシフトするビームステアリング現象が見られる。我々は、この現象を基板裏面からのエレクトロルミネッセンス(EL)観察により直接確認した。ビームステアリングを起こしたレーザは、ELが活性領域に沿って左右に周期的に分離し、この周期は、等価屈折率法を用いて求められる伝搬定数差でほぼ記述できることが判った。光導波路として高次モードのカットオフ条件を満たしたレーザは、この周期構造が消失し、同時にビームステアリングも抑制された。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス
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電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス 95 (294), 15-20, 1995-10-17
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127419065984
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- NII論文ID
- 110003307513
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- NII書誌ID
- AN10442705
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles