日英語の心理的距離を縮めるコミュニケーションーポライトネスとフェイス侵害行為の視点からー

書誌事項

タイトル別名
  • A Comparative Study on Communication Style between the Japanese and English Languages from the Viewpoint of Communication Making a Psychological Distance Shorten\n

この論文をさがす

説明

円滑なコミュニケーションを行うために,話し手と聞き手との間の人間関係により,ことばの選択が行われる.本稿は,「相手との心理的距離感」をあまり感じさせない対人コミュニケーションについて,ブラウン&レヴィンソンの主としてポジティブ・ポライトネスおよび「フェイス侵害度」を理論的根拠として,日英語間に見られるコミュニケーションの差異についても念頭に置き考察を加えた.具体的な事例分析について,第1に着目した点は,相手との心理的距離を縮める呼称および人称代名詞である.第2点は相手との心理的距離を縮める付加疑問,命令文,および現在分詞などの文法構造である.そして,第3点目は,積極的表現,欠点を表明する表現,そして相手の視点から見る呼びかけ語を用いた表現について,日英語における表現の差異について分析を試みた.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127602313856
  • NII論文ID
    120007003528
  • ISSN
    24356530
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1446/00002947/
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ