常用者のための日本文入力法の基礎的研究について
-
- 山田尚勇
- 学術情報センター
書誌事項
- タイトル別名
-
- On the Basic Research of Japanese Input Methods for Extensive
この論文をさがす
説明
ワープロが普及し、常時活用する者が増えるとともに、かな漢字変換などのわずらわしさを嫌って、「直接」入力法に関する関心が高まっている。本稿ではかつて筆者たちが行なった2ストローク入力法についての、約10年まえの紹介の自後経過をまず報告し、次いで当時から問題であった、技能習熟訓練を普及させる努力の現状と、特に小中学生からの習熟に欠かせない、人間工学的に配慮された小型キーボードの開発の必要性について述べる。最後に、変換入力法における文字使いをもっと知能的に改善する方略と、ローマ字入力におけるつづり方の統一について考察する。なお付録として、アメリカ合衆国ミネソタ州における、キーボードの使い過ぎによって起こったとする手の異常に対して起こされた損害賠償請求裁判の経過の速報と評価をつけてある。
収録刊行物
-
- 学術情報センター紀要
-
学術情報センター紀要 73-112, 1995
国立情報学研究所
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571698601726295680
-
- NII論文ID
- 110000466568
-
- NII書誌ID
- AN10015340
-
- ISSN
- 09135022
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles