コノハナノサクヤビメの一考察 : 農耕文化との関連において
書誌事項
- タイトル別名
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- "Konohana-no-Sakuyabime and the Culture of Japanese Rice Cultivation"
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説明
コノハナノサクヤビメは一般に美しい桜の女神と考えられている。しかし記紀のコノハナノサクヤビメ神話に徴して見る時、彼女には隼人の聖なる巫女の姿が重ねられるのである。両者をつなぐものは稲の祭祀・稲の豊穣という事であろう。「サクラ」の語義、桜や稲の祭祀をめぐる民俗、自然暦などの考察を通して、サクヤビメの中には焼畑農耕文化と水稲栽培文化を基盤とした再生復活・豊穣の女神としての性格が指摘できる。
収録刊行物
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- 学校法人佐藤栄学園埼玉短期大学研究紀要
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学校法人佐藤栄学園埼玉短期大学研究紀要 4 178-167, 1995-03-20
埼玉短期大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698601899749120
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- NII論文ID
- 110004614171
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- NII書誌ID
- AA11440099
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- ISSN
- 13416006
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles