支払査定における診断書の取扱い

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説明

入院給付にともない発行される診断書は,生命保険会社あてのものに限っても年間約150万枚にのぼると推定される。これらの診断書にかかわる問題点について,給付を受ける契約者の立場,発行する医療機関側の要望,保険会社の観点を踏まえて検討した。その結果,解決案として支払い査定センターの設立,診断書の統一化・コピーおよび診断書内容登録制度を提唱した。この中で診断書の統一化・コピーの利用は実施可能と思われるが,支払い査定センターや診断書内容登録制度は実現に至るまでには越えるべき障害は多く,保険金委員会や情報交換制度プロジェクトとの合同の検討が今後必要と考える。

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