朝鮮慶尚北道達城郡、永川郡及び義城郡に於ける新羅時代建築に就いて

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タイトル別名
  • On the Architecture of the Shiragi period at Tatsujyo, Eisen and Gijyo Provinces, Korea

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抄録

本論文は著者が、昭和8年日本學術振興會の補助を得て、朝鮮慶尚北道に於ける新羅時代建築の細密なる調査研究を遂げたる結果の一部の發表であつて、先づ、序言に調査の主旨其の他を記し、第1章に總説として地文的竝びに人文的展望を爲して以てそれを新羅建設との關係、分布等を論じ、第2章以下各部に亘る細論に入り、達城、永川、義城三郡に於ける新羅建築箇々に就き論じ、第5章結語に於いて、以上三郡の調査結果より佛寺と都邑との關係、伽藍配置等の人文的關係を論じ、石壇、石塔、石燈、臺座等の造型的結果を論じ、以て其の汎性を求めた。

収録刊行物

  • 建築雑誌

    建築雑誌 (581), 141-160, 1934-02

    日本建築学会

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