単純化アンカーポイント法による最近傍探索アルゴリズム
書誌事項
- タイトル別名
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- Simplified Anchor Point Method for Fast Nearest Neighbor Search Algorithm
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説明
予め計算しておいた符号語間の距離の表を用いて, 三角不等式にもとずく候補符号語のしほりこみを行う最近傍探索の高速計算手法がHuangらによって提案されている. 同手法では, 符号帳のサイズをNとすると, 符号語間距離表の大きさがO(N^2)のオーダーで大きくなる. そこで, アンカー点と呼ばれる少数の点と符号語との距離の表を用いるアンカーポイント法がRamasubramanianらによって提案されている. しかし, 高速化のために導入される演算のオーバヘッドが大きくなり, 候補の数を大幅に削減できる割には総演算量がそれほど減少しない. そこで, 本稿ではオーバヘッドの小さい単純化アンカーポイント法を提案している.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム
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電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム 96 (476), 71-76, 1997-01-24
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602307547392
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- NII論文ID
- 110003197943
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- NII書誌ID
- AN10013094
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles