到達不能状態に基づく順序回路の冗長信号線の同時除去法

書誌事項

タイトル別名
  • A Method for Removing Sequentially Redundant Lines Simultaneously Based on Unreachable States

この論文をさがす

抄録

本論文では, いかなる状態からの遷移も存在しない強到達不能状態に着目した冗長除去法を提案する. 強到達不能状態における出力と状態遷移だけが正常回路と異なる縮退故障は検出不能故障であり, 故障回路においてもその状態が強到達不能状態であるならば, 対応する信号線は冗長信号線である. 本研究では, 強到達不能状態から得られた検出不能故障は, その一部に冗長除去を行った後の回路においても検出不能となることを示し, 同時除去可能な冗長信号線について考察する. ベンチマーク回路に対する実験結果により, 同時除去可能な冗長信号線があることを示す.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602307652224
  • NII論文ID
    110003194227
  • NII書誌ID
    AN10012998
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ