線形システム理論における状態空間法に基づく廃棄優先制御下での呼種別ATMセル損失率近似モデル

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タイトル別名
  • Application of State Space Method in Linear Filer Theories to Approximation for CLP Control under Heterogeneous ATM Traffic

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説明

本論文では、ATM(Asynchronous Transfer Mode)におけるバッファ閾値方式による廃棄優先制御下において, バースト間隔は指数分布の場合に制限されるが, バースト長が一般分布で, かつ, 優先クラスのトラヒック特性と非優先クラスのトラヒックの特性が異なる場合を近似可能な呼種別のセル損失率近似モデルを開発した。本近似モデルでは, 線形部分空間への直交射影のアプローチによる呼種別のセル損失率近似^11)を, 線形システム理論における状態空間法と融合することにより, 廃棄優先制御下におけるセル損失率近似モデルへと拡張した。本近似モデルによるセル損失率をシミュレーションと比較すると, バッファ長がバッファ閾値に対して十分に長い場合, 95%信頼区間の範囲内にあるか95%信頼区間に近い安全側の近似となった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602337757568
  • NII論文ID
    110003184856
  • NII書誌ID
    AA1123835X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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