双対カオス写像を用いた光符号分割多重通信システム

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タイトル別名
  • Optical CDMA Communication Systems Using Dual Chaos Mappings

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説明

最近著者の一人によって提案された"双対カオス写像"という概念により、カオス信号をPN(擬似ランダム)符号の代わりに用いるスペクトラム拡散通信方式を提案する。このカオス的なPN符号は、その力学系が持つエルゴード性、及び原点を中心とする対称性により、コード長が無限のところで互いに異なる軌道(コード)が直交する。PN符号の種類は、その双対カオス写像の種類、初期条件によって違ってくるので一般の離散コードよりも秘話性が優れ、また統計の非ガウス性により自己相関関数のピークと相互相関関数の代表値との比が従来のコードと比べ格段に高くなるのでCDMA用のコードとして有望である。このカオス写像を光で実現するための幾つかの方法も提案する。

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参考文献 (16)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602360148736
  • NII論文ID
    110003285816
  • NII書誌ID
    AN10060797
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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