双対カオス写像を用いた光符号分割多重通信システム
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- 梅野 健
- 郵政省通信総合研究所
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- グスタフソン ケネース
- カルフォルニア大学バークレイ校
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- 北山 研一
- 郵政省通信総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Optical CDMA Communication Systems Using Dual Chaos Mappings
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説明
最近著者の一人によって提案された"双対カオス写像"という概念により、カオス信号をPN(擬似ランダム)符号の代わりに用いるスペクトラム拡散通信方式を提案する。このカオス的なPN符号は、その力学系が持つエルゴード性、及び原点を中心とする対称性により、コード長が無限のところで互いに異なる軌道(コード)が直交する。PN符号の種類は、その双対カオス写像の種類、初期条件によって違ってくるので一般の離散コードよりも秘話性が優れ、また統計の非ガウス性により自己相関関数のピークと相互相関関数の代表値との比が従来のコードと比べ格段に高くなるのでCDMA用のコードとして有望である。このカオス写像を光で実現するための幾つかの方法も提案する。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム
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電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム 98 (187), 7-12, 1998-07-23
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602360148736
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- NII論文ID
- 110003285816
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- NII書誌ID
- AN10060797
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles