フラクタル次元とピッチを変化させたワイエルシュトラス関数と聴覚の関係

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タイトル別名
  • Relation of hearing features to variation on both fractal dimension and pitch of the Weierstrass function

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説明

環境影響評価は騒音レベルと聴覚特徴を加味した総合の関係として評価すべきである。騒音レベルはラウドネス特性に重み付けした音圧計で測定され、その後、L_AeqやL_50を求める。聴覚特性の評価値は騒音の波形の複雑さに着目した方法を提案する。その複雑さは波形の自己相似性の要素であるフラクタル次元を用いた計算する。そのフラクタル次元Dは1.0≤D≤2.0の範囲内にある非整数値である。フラクタル次元D=1.0は一番単純な波形を示し、複雑さでいえば一番低い値を示す。自己相似性で評価すれば、一番高い値を示す。Weierstrass-Mandelbrot関数を用いて、10個の信号を生成し、試験信号とD=1.5の参照信号との聴覚比較の試験を行った結果、複雑さはフラクタル次元に依存した。

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参考文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602360306048
  • NII論文ID
    110003284407
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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