人工神経回路を用いたFES刺激データ生成のための運動学的冗長性解消の基礎的検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Fundamental study on the resolution of kinematic redundancy for creation of FES stimulus data by using Artificial Neural Network
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説明
脳卒中や脊髄損傷等による運動機能麻痺者に対して、電気刺激を加えて動作を再建させる「機能的電気刺激」(Functional Electrical Stimulation; F E S )と呼ばれる手法がある。筆者らは、麻痺者の筋骨格系の特性を人工神経回路(Artificial Neural Network)を用いてモデル化することによって刺激データを生成する方法を検討している。我々が採用した人工神経回路の学習方法である「直接逆モデリング」は、冗長性のある制御対象に適用できない。そこで拘束条件を付加して、筋骨格系の運動学的冗長性を解消する。本研究では、協同筋・拮抗筋を含む1自由度の関節運動を模擬するシミュレータを制御対象として、負荷の微小変化に対する関節角度変化の影響から、拘束条件を検討した。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 96 (379), 1-6, 1996-11-21
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602361832960
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- NII論文ID
- 110003286920
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles