進化的アルゴリズムによるチューリングマシンの自動作成
書誌事項
- タイトル別名
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- Automatic Design of Turing Machines using an Evolutionary Algorithm
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説明
最近になって,プログラムの自動作成の分野で遺伝的プログラミング(Genetic Programming, GP)の研究が盛んに行われている.GPで扱われる個体は木構造をもつLISPのS-式で表現される階層的プログラミングであり,この個体に遺伝的操作を施すことによってプログラムが形や大きさを変化させて進化していく一方,汎用的なオートマトンとしてチューリングマシンがある.チューリングマシンの問題をGPで解くためには,状態遷移表をLISPのS-式として表現する必要があるが,これはかなり困難であると考えられる.本稿では,チューリングマシンの状態遷移表をそのまま個体として扱い,専用の遺伝的オペレータを適用することによって,要求するチューリングマシンの最適な状態遷移表を自動的に作成することを目的とする.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会総合大会講演論文集
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電子情報通信学会総合大会講演論文集 1996 (1), 158-, 1996-03-11
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602380899456
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- NII論文ID
- 110003245864
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- NII書誌ID
- AN10471452
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles