月面クレーター下に斜めに配置されたアンテナの放射特性解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Radiation Pattern of Antenna Put Obliquely Under the Crater on the Moon
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説明
宇宙科学研究所(ISAS)はLUNAR-A計画で月にペネトレーターと呼ばれる槍形観測機を打ち込む予定である. 本観測機には地震計等の計器が搭載されており, 得られた観測データは無線により送信される. これまでのシミュレーションの結果, ペネトレーターが月面に打ち込まれた際には直径2[m]弱のクレーターが生じるほか, ペネトレーターが傾く可能性があることがわかっている. 月面の砂は誘電体であり, ペネトレーターのアンテナの放射パターンはクレーターにより乱される可能性があるため, クレーター下からのアンテナの放射パターンを明らかにする必要がある. ここではクレーター下に斜めに設置されたアンテナからの放射パターンをFD-TD法により明らかにする. さらに測定値との比較を行い, 本計算の有効性を確認する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
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電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 97 (147), 7-10, 1997-07-04
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602382395008
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- NII論文ID
- 110003247085
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- NII書誌ID
- AN10060764
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles