月面クレーター下に斜めに配置されたアンテナの放射特性解析

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タイトル別名
  • Radiation Pattern of Antenna Put Obliquely Under the Crater on the Moon

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説明

宇宙科学研究所(ISAS)はLUNAR-A計画で月にペネトレーターと呼ばれる槍形観測機を打ち込む予定である. 本観測機には地震計等の計器が搭載されており, 得られた観測データは無線により送信される. これまでのシミュレーションの結果, ペネトレーターが月面に打ち込まれた際には直径2[m]弱のクレーターが生じるほか, ペネトレーターが傾く可能性があることがわかっている. 月面の砂は誘電体であり, ペネトレーターのアンテナの放射パターンはクレーターにより乱される可能性があるため, クレーター下からのアンテナの放射パターンを明らかにする必要がある. ここではクレーター下に斜めに設置されたアンテナからの放射パターンをFD-TD法により明らかにする. さらに測定値との比較を行い, 本計算の有効性を確認する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602382395008
  • NII論文ID
    110003247085
  • NII書誌ID
    AN10060764
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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