擬似輪郭を含んだ不完全画像からの関節物体の抽出についての検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Articulated Object Extraction from Incomplete Image
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説明
画像から物体を切り出すことは, 画像認識において必要不可欠なものである. この種の研究は, これまで様々な手法で行なわれてきたが, ノイズやオクルージョンの影響が強い場合や関節物体を対象とした場合の手法にはまだ課題が多い. このような場合には, モデルを用いたトップダウン処理によって抽出を行なうのが, 最も適しているのではないかと考える. そこで本研究では, 向きや大きさ, 姿勢の変化, さらにはオクルージョンやノイズによる輪郭の欠如や擬似輪郭も考慮した関節物体のモデルを作成した. そして, 関節物体の例として馬を取り上げ, モデルを用いて画像中の関節物体をトップダウン処理によって抽出する試作システムを作成して実験を行い, 本手法の有効性を確認した.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
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電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 98 (677), 81-88, 1999-03-18
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602392035584
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- NII論文ID
- 110003274893
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- NII書誌ID
- AN10541106
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles