量産公営住宅型組立コンクリート造建物の耐震性能に関する調査研究

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  • The Investigation Study about the Seismic-Resistant Ability of the Mass Production Public Housing-Type Construction Concreate Building

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抄録

築後約30年前後経た市営集合住宅98棟の現況における構造性能を把握するために、量産公営住宅型組立コンクリート造建物の現地調査を行う。1棟については詳細な内観調査も行った。そして、構造体に生じているきれつ、老朽化等の構造的欠陥が建物の耐震性に及ぼす影響を経年指標 α_T を用いて評価する。調査結果より、内観調査を行った棟の経年指標は0.799で「補修が必要」にランク付けされた。全98棟中3棟が「補強効果が期待できない」であった。解析結果より本建物は構造性能を十分保持していると判断できる。

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