【地域貢献】純真学園大学の地域貢献への取り組み : 公開講座・学術講演会・サイエンスキャンプ

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  • Efforts contributed regionally by Junshin Gakuen University : Academic lecture meeting/Science camp

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抄録

要旨 : 教育基本法の改正により大学が果たすべき役割として「教育研究の成果を広く社会へ提供すること」が新たに位置付けられ,地域の発展を図る上で「知の拠点」としての大学による地域貢献に大きな期待が寄せられている.平成23年に開学した純真学園大学は,保健医療を専門とする新設の大学として,「公開講座」「学術講演会」そして「サイエンスキャンプ」という,3つのイベントを通して地域社会に貢献している.「サイエンスキャンプ」では対象を福岡県内の高校生そして中学校の理科教諭に対して本学教員により,医療・科学分野における専門的な講義や演習を,また開学3年目より始めた公開講座でも本学教員による専門領域での講義を通して,地域住民を対象とした健康増進につながる情報の提供を行ってきた.学術講演会では,世界の最先端で活躍されている講師を学外より招聘して,九州地域における臨地実習先の先生方を対象とした,より専門的な学術情報の提供を行ってきた.それぞれ聴講対象やテーマは異なるものの,広義の意味では保健医療の専門大学として「知の還元」を行い,地域住民の健康に貢献していると考えている.今後,5年,10年そして15年と時代の要請に合わせてテーマや内容など対応・変化させながら,この3つの事業を継続していくことで,真に地域社会への貢献ができたといえよう.

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