Winnyネットワークにおけるクラスタリングを用いたインデックスポイゾニングの検討
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説明
現在,P2P ファイル共有ネットワークが世界中で利用されている.しかし,その多くはファイルの流通制御をもたないため,著作権侵害ファイルの流通やコンピュータウイルスによる個人情報の流出などが社会問題となっている.その解決策としてインデックスポイゾニングと呼ばれるファイル流通制御方式が研究されている.しかし,P2P ファイル共有ネットワークへインデックスポイゾニングを適用する際に,トラフィックの増大やインデックスの汚染などの問題が発生することが確認されている.そこで本論文では,ファイルの流通制御を低下させることなく,それらの問題を解決する手法として,動的なクラスタリングを提案することで従来手法を改善し,その一部を Winny ネットワーク向けに実装することで,提案手法の有効性を評価する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. CSEC, [コンピュータセキュリティ]
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情報処理学会研究報告. CSEC, [コンピュータセキュリティ] 2014 (30), 1-9, 2014-05-15
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602786816000
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- NII論文ID
- 110009771667
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- NII書誌ID
- AA11235941
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles