網膜画像を用いた血管位置に対する錐体細胞分布の自動推定(ポスター発表2,計算解剖モデルに基づく診断・治療支援,医用画像処理一般)
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- 吉 媛テイ
- 九州大学大学院システム情報科学研究院
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- 諸岡 健一
- 九州大学大学院システム情報科学研究院
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- MARTINEZ MOZOS Oscar
- School of Computer Science University of Lincoln
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- 辻 徳生
- 九州大学大学院システム情報科学研究院
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- 倉爪 亮
- 九州大学大学院システム情報科学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- Automatic Estimation of Distribution of Cone Cells to Vessel Locations Using Retina Image
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説明
本研究では,与えられた眼底画像から,血管に対する錐体細胞分布を自動的に推定する手法を提案する.血管と錐体細胞の相対的位置関係を,提案手法では,錐体細胞から血管への最近距離に基づいて,血管に対する錐体細胞の分布を3種類に分類する.多くの錐体細胞が血管の近傍に分布している場合,錐体細胞の分布と血管の位置に正の相関があるとみなす.一方,錐体細胞が血管より離れて分布している場合,錐体細胞の分布と血管の位置に相関性が低く,負相関とする.どちらの分布にも分類されない分布は,ランダム分布とみなす.シミュレーションによってランダム分布の擬似眼底画像を多数生成し,その累積度数分布を求める.これと,実際の錐体細胞の累積度数分布を比較し,上の種類のいずれかに判別する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像
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電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 113 (410), 281-284, 2014-01-19
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602812238592
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- NII論文ID
- 110009821279
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- NII書誌ID
- AA11370335
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles