網膜画像を用いた血管位置に対する錐体細胞分布の自動推定(ポスター発表2,計算解剖モデルに基づく診断・治療支援,医用画像処理一般)

書誌事項

タイトル別名
  • Automatic Estimation of Distribution of Cone Cells to Vessel Locations Using Retina Image

この論文をさがす

説明

本研究では,与えられた眼底画像から,血管に対する錐体細胞分布を自動的に推定する手法を提案する.血管と錐体細胞の相対的位置関係を,提案手法では,錐体細胞から血管への最近距離に基づいて,血管に対する錐体細胞の分布を3種類に分類する.多くの錐体細胞が血管の近傍に分布している場合,錐体細胞の分布と血管の位置に正の相関があるとみなす.一方,錐体細胞が血管より離れて分布している場合,錐体細胞の分布と血管の位置に相関性が低く,負相関とする.どちらの分布にも分類されない分布は,ランダム分布とみなす.シミュレーションによってランダム分布の擬似眼底画像を多数生成し,その累積度数分布を求める.これと,実際の錐体細胞の累積度数分布を比較し,上の種類のいずれかに判別する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602812238592
  • NII論文ID
    110009821279
  • NII書誌ID
    AA11370335
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ