X線不透過性を向上させた支台築造用コンポジットレジンの試作

書誌事項

タイトル別名
  • Trial production of composite core material with higher radiopacity

この論文をさがす

説明

演者らは、支台築造用コンポジットレジンのX線不透過性を向上させる目的でいくつかの造影剤のフィラーへの添加を試みた。その結果、酸化ジルコニウム含有球状シリカフィラーが適していた。そこで、シリカフィラーに対する最適酸化ジルコニウム含有量について検討したところ、30wt%含有したものが最も適していた。また、モノマーにBis-GMAあるいはUDMAを用いこのフィラーを混入したコンポジットレジンを試作したところ、フィラー含有量を83.33%にしたものがX線不透過性および物性の点から臨床応用の可能性が示唆された。

収録刊行物

  • 歯材器

    歯材器 24 214-215, 1994

    一般社団法人日本歯科理工学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980077010398208
  • NII論文ID
    110002993565
  • NII書誌ID
    AN00127279
  • ISSN
    02865858
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ