NAM Interface Communication(音・音声インタフェース)

  • 中島 淑貴
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
  • 竹苗 浩司
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
  • 柏岡 秀紀
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
  • 鹿野 清宏
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
  • Campbell Nick
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • NAM Interface Communication

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説明

我々は非可聴の調音呼吸音である非可聴つぶやき(Non-Audible Murmur: NAM)を定義し,これを耳介後下方部の皮膚に接した自作NAMマイクロフオンよりサンプリングしてHMMによる大語彙連続認識が可能であることを示した.NAM音は認識だけではなく,モーフィングや音源付与などによる通常音声化が可能であり,無音声電話などへの応用が期待されている.そのためには従来の聴診器型NAMマイクロフォンでサンプリングされるNAMは2KHz以上にフォルマントがほとんど見られず,その帯域の広範囲化と感度の向上などの音質向上が不可欠である.今回我々は皮膚の音響インピーダンスに近いソフトシリコーンを音媒体に用いてNAMマイクロフォンの抜本的な改良を行い,その帯域の広範化と接触面感度の上昇を得て,NAM認識の認識率と音質が飛躍的に向上したので報告する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980077121226752
  • NII論文ID
    110002911842
  • NII書誌ID
    AN10116111
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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