-
- 伊藤 大雄
- NTT通信網研究所
書誌事項
- タイトル別名
-
- Linear Time Graph Search Algorithms on Input of Complement Graphs
この論文をさがす
抄録
単純グラフは、補グラフを用いても表現できる。そこで枝数の少ない方を用いて表現する様にすれば、メモリー量を節約できる。この方式は問題の多項式可解性には影響を及ぼさないが、高速可解性、特に線形時間可解性に影響を及ぼす。すなわち、グラフで入力された問題例においては線形時間を保証するアルゴリズムも、補グラフで入力された問題例に対しては線形時間を保証するとは限らない。そこで本稿では補グラフ入力に対する、幅優先探索と深さ優先探索の線形時間アルゴリズムを与えた。これらを用いれば、他の問題に対する多くの線形時間アルゴリズムを、補グラフ入力上でも線形時間を保つ様にすることができる。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション
-
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション 95 (82), 9-16, 1995-05-26
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571980077283183104
-
- NII論文ID
- 110003191490
-
- NII書誌ID
- AN10013152
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles