パーキンソン病の上肢運動機能の定量化 : 変速描円運動時の有効パラメータの検討

書誌事項

タイトル別名
  • Quantitaive Analysis of Voluntary Movement in Patients with Parkinson's Disease : Effective Parameters in a Drawing Circle with Motor in Variable Speed

この論文をさがす

説明

パーキンソン病(PD)の動的病態の特徴をとらえるために, パーソナルコンピュータとデジタイザを用いてシステムを構築し, 視標追跡変速描円運動を用いて, 運動時の振戦, 固縮, 動作緩徐の定量化に有効なパラメータの検討を行なった. その結果, ずれ成分では(1)加速時のずれが重要であり, 遅れ成分では(2)遅れのCV値(3)スタート時の遅れ(4)加速時の遅れ(5)遅れ時間というパラメータが重要であった. これらのパラメータを用いてPD陽性を判定してみると66名中51名をPD陽性と判断することができた.

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (6)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ